Google

NAME="GENERATOR" CONTENT="Modular DocBook HTML Stylesheet Version 1.7">

エラー制御演算子

PHPは、エラー制御演算子(@)をサポートしています。PHPの式の前に付け た場合、その式により生成されたエラーメッセージは無視されます。

track_errors機能が有効の場 合、式により生成されたエラーメッセージはグローバル変数 $php_errormsgに保存されます。この変数は、誤差発生の度に上書きされ、 このため、この変数を使用したい場合には速やかに確認する必要がありま す。

<?php
/* 意図的なエラー */
$my_file = @file ('non_existent_file') or
    die ("Failed opening file: error was '$php_errormsg'");

// この演算子は関数だけでなく、全ての式で動作します。
$value = @$cache[$key]; 
// インデックス $key が存在しない場合でも、警告を発生しません。

?>

注意 @演算子は、式でのみ動作します。基本的なルールは次のようになります。 値を得ることができるものの場合、@演算子を前に付けることが可能です。 例えば、変数、関数、include()コール、定数等の 前にこの演算子をつけることが可能です。関数またはクラスの定義や ifforeach等のような条件構 造の前にこの演算子を付けることはできません。

error_reporting()も参照下さい。

警告

現在、誤差制御演算子プレフィックス"@"は、スクリプトの実行を終了す るような致命的なエラーの出力さえ抑圧します。このため、ある関数の エラー出力を抑制するために "@" を使用した場合、その関数が利用でき なかったり、ミスタイプがあった場合でも、原因を示すことなくその場 所でスクリプトは終了してしまいます。